新国立劇場バレエ団名誉ダンサー、酒井はなさんのインタビュー

ウェブマガジンの「Dancers」に新国立劇場バレエ団名誉ダンサーであり、ダンスユニット・アルトノイとしても活躍の酒井はなさんのインタビューが掲載されていますね。

  2014年9月以来、約1年半ぶりの古典全幕の出演である。「機会があれば出来る限りクラシック・バレエも踊りたいと思っています」と語るが、『眠れる森』は酒井にとって特別である。

18年前の1997年に新国立劇場バレエ団のこけら落としで踊った記念すべき作品であり、今回はそのときと同じコンスタンチン・セルゲイエフ版での上演となる。
「体力的にもきつい演目なのですが、また挑めるのが嬉しいです。6年前に踊ったときはバージョンは違いましたが、身体が覚えていてくれて楽しく踊れました」
新国立劇場バレエ団の上演では、キーロフの先生方が来日しワガノワ流を4ヶ月間みっちり叩き込まれた。
「私たちのポケットにあるものは全部はなに渡しました。だから安心して舞台に立ちなさい。楽しんでいらっしゃいと送り出してくれました。なので本番当日は、ついにこの日が来た!と、待ちに待った舞台を迎えた感覚でした。たくさん練習させてもらって幸せな舞台を経験させてもらいました。とても思い入れがある作品ですし、人生のなかでも大きな宝物です」

その初舞台と今とでは、どんな変化を感じているのだろうか。
「若さには若さの輝きがあると思います。もちろん荒削りの部分はありましたが、今は角が取れていると思います。自分自身をコント―ルできますし、磨かれてきた気がします」

クラシックバレエから始まり、コンテンポラリーダンス、ミュージカルとジャンルの枠を軽やかに飛び越え、踊り続ける酒井はなさん、本当に素晴らしいですね。
インタビューの最後の言葉「小学生のときの先生の言葉を今でも覚えています。回りの環境に文句を言ってもはじまらない。どれだけ自分が努力するかです。"置かれた環境で最善を尽くすこと”」が胸に突き刺さります。

酒井はなさんが次に出演される「日本バレエ協会 コンスタンチン・セルゲイエフ版『眠れる森の美女』プロローグと全3幕」は、残念ながらすでにチケットは売り切れのようです。

酒井はなさんのチケット情報はこちら
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