ディアナ・ヴィシニョーワさんのインタビュー、「2つの家」を行き来する生活

ロシアNOWに、マリインスキー・バレエでプリンシパルを勤めつつ、アメリカン・バレエ・シアターでも輝く、ディアナ・ヴィシニョーワさんのインタビュー記事「プリマのヴィシニョーワに聞く」が掲載されていますね。

-マリインスキー劇場と関係を維持するのと、そこから自立するのは、どちらが大変でしたか。

もちろん、どれも口で言うほど簡単でもスムーズでもありませんでした。マリインスキー劇場の構造は個人の道のりを整えるものではないので、自分の立場のために闘わなくてはならなくなりました。でも、あきらめず、話し合い、説明し、最終的には対応してもらえました。20歳の時、マリインスキー劇場を経由して、私にすごい提案があったのですが、知らされませんでした。今は、知らされなくて良かったと思っています。クラシックのレパートリーの習得期間というのは非常に重要で、バレリーナの残りの人生すべてに寄与します。若い頃から体系的な作業をしていてこそ、最上位クラスのバレリーナになることができるのです。どんなチャンスが目の前にちらついたとしても、キョロキョロとよそ見をしてはいけません。

-クラシックのバレリーナでありながら、キャリアのピークでコンテンポラリーな振り付けの踊りを踊り始めましたね。引退を遅らせるためではなく。どうしてですか。

極端な話ではないのです。「今日はクラシックを踊って、ある日からは現代の踊りに切り替え」といった具合にはいきません。不用意なケガを避けつつ、早い時期に始め、そして徐々に覚えていったんです。もちろん、体が新しいものを拒否している時に、「こんなの止めて、自分のジゼルを踊りなさいよ」と語りかけてくるバレリーナも私の中にいます。ですが、このバレリーナをしつけて、おとなしくさせる必要があるのです。折れそうになる時は大変です。バレエダンサーの日常の肉体作業は鉱山労働に匹敵すると言われているんですから。

ロシアとアメリカのバレエ団を行き来しつつ、クラシックとコンテンポラリーで素晴らしい活躍を見せるディアナ・ヴィシニョーワさんですが、いまの地位や活動を続ける彼女の苦労や工夫が感じられるインタビューですね。
これからのディアナ・ヴィシニョーワさんからも目が離せませんね。

みなさんも是非読んでみてください。

プリマのヴィシニョーワに聞く | ロシアNOW

http://jp.rbth.com/arts/2016/04/29/589315