ハフィントンポストに戦争孤児から世界的バレリーナへと激動の人生を歩んでいるオランダ国立バレエ団のミケーラ・デプリンスさんについての記事が掲載されていますね。
内戦でお父さんを殺され、病気で母さんを失う。国連の難民キャンプや親戚のおじさんの家を経て、3歳で孤児院で暮らしはじめる。
ある日、孤児院は突然、反政府勢力の本部に占拠される。そして彼女は、アメリカ合衆国に暮らす夫婦の養子になることになった。新しいお母さんの前で、ミケーラは部屋をくるくる踊りまわり、裸足のつま先で立った。
しかしミケーナは、戦争孤児になっても人種の差別を受けても、バレリーナの夢を諦めることはなかった。努力によって、未来の扉を開けていったのだ――。
平和な日本に住んでいるとなかなか想像ができない人生です。
彼女の半生は『夢へ翔けて: 戦争孤児から世界的バレリーナへ (ポプラせかいの文学)』という自伝で出版されているようです。
「わたしはさまざまなことにめぐまれてきたけれど、とりわけ、たくましく希望を持ちつづける力にはずっとめぐまれてきた。希望があったからこそ、アフリカで虐待や飢えや苦痛や恐ろしい危険に直面しても、生き抜いてこられたのだ」
是非わたしも読んでみようと思います。