YOMIURI ONLINEに「ホフマン物語」に主演する福岡雄大さんのインタビューが掲載されていますね。
英国の振付家ピーター・ダレルが手掛けた演劇的バレエで、今回、舞台装置や衣装を一新して上演する。「演技が難しい。要求がハイレベルです」と言う。
踊る役は詩人ホフマン。幕ごとに若き日からの恋愛遍歴を演じる。まずは可憐かれんな人形、次は心臓の弱い女性、最後は妖艶な娼婦しょうふ。それぞれとの物語は美しく幻想的に演出される。
「最初のホフマンは傲慢。女性にもてはやされて調子に乗る。2幕はただ悲しい。3幕では聖職者になり、少しは強くなる」
ただ、いずれの恋も実らずに人生の悲哀が浮かび上がる。
「僕の人生経験ではそれほど共感出来ない。だが、失恋経験はあります。その時の気持ちを思い出して演技に生かしたい」
各幕では長田佳世、小野絢子、米沢唯と個性の異なるバレリーナと濃密に踊る。
「皆さん上手なので助かってます。この作品を終えると今までと違う発見があるはず。次に向けて刺激になると思います」
このインタビューで福岡雄大さんの失恋話をもっと掘り下げて欲しいと思ったのは私だけでしょうか?
新国立劇場バレエ団の『ホフマン物語』は明日初日を迎えます。
公演日によっては席に余裕があるようですので、ご都合の合う方は是非!
バレエ『ホフマン物語』予告映像|新国立劇場バレエ団