朝日新聞デジタルにスペイン国立バレエ団、アントニオ・ナハーロ芸術監督のインタビューが掲載されていますね。
「ダンサー、ミュージシャンだけでなくファッションや写真界からも新鋭を迎えてきた。リハーサルを公開して日々の努力を伝えファン開拓に努めたり。大きなカンパニーの成功のひけつは、団員が指揮官を身近に感じられること。そのため日々心を砕いています」
ツアー前半では人気演目「ボレロ」や「セビリア組曲」を披露。20~22日の東京公演では自ら振り付けした「アレント(息吹)」、若手振付家4人が共作した「サグアン(玄関)」を日本初演する。
「足を踏みならす力強さとガラスのような繊細さなど、コントラストを作品に取り込むのが好き。そんな私の個性を照明や衣装にも行き渡らせた」という。「舞踊を進化させていきたいが、形だけの新しさを追うのは失敗の元」と監督。「リアルな内面性が伴ってこそ?」と記者が問うと、力強く親指を立てた。
フィギュアスケートのハビエル・フェルナンデスの振付でも知られるアントニオ・ナハーロ芸術監督ですが、今回の来日公演では新振り付けの『ボレロ』や2015年初演の最新作『アレント』、『サグアン』など、いろいろと楽しみです。
来日公演のチケットですが、席によってはまだ余裕がある回もありますよ。