東京バレエ団、渡辺理恵さんと川島麻実子さんのインタビュー

毎日新聞に東京バレエ団の渡辺理恵さんと川島麻実子さんのインタビュー記事、「東京バレエ団の新版「白鳥の湖」 「白黒」難役に初挑戦 渡辺理恵と川島麻実子」が掲載されていますね。

 白鳥役はあえかな動きを重ねて悲しみと誇り、恋心を表現する。黒鳥役は大技を次々に繰り出し、華やかに場を支配しなければならない。

 7年前の割り当ては白が渡辺、黒が川島。これは持ち味に合わせた配役だったのか。

 「確かに性格は白鳥寄りで、黒鳥的な強さに欠けます。でも演技に真実を宿らせるためには、自分の中から役に近い要素を探して膨らませたい。黒い部分を打ち出すことが課題」と渡辺。対して「黒鳥の使命は王子を誘惑することなので、明確な着地点に向かって突き進めばいい。けれども白鳥は、徐々に心を開いていきます。その濃淡をいかに付けるか模索中」と、川島は言う。やはり全幕主演の土台となるのは、かつて演じた役のようだ。その上で「白から見た黒」「黒から見た白」と視点を重層化させるのが面白い、と口をそろえる。

 では、お互いの存在は?

 「スポットライトが赤ければ赤く、青なら青く、一瞬で変われる。純白の力の持ち主」が、渡辺の川島評。川島は「透明な水にインクを一滴垂らしたように、ふわりと役に染まれるのが理恵さんの魅力」と話す。豊かなイメージを喚起し合う稽古場(けいこば)から、何色の舞台が生まれるのだろうか。

2016年2月5日から上演されるブルメイステル版『白鳥の湖』で白鳥と黒鳥を演じる渡辺理恵さんと川島麻実子さんですが、ブルメイステル版の演出も含めて注目ですね。
なお東京文化会館での公演では2月5日が上野水香さんと柄本弾さん、6日が渡辺理恵さんと秋元康臣さん、7日が川島麻実子さんと岸本秀雄さんの主演ペアとなっています。

チケットは席によってはまだ余裕があるようです。興味のある方は急いで購入を!

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Topics:東京バレエ団の新版「白鳥の湖」 「白黒」難役に初挑戦 渡辺理恵と川島麻実子 – 毎日新聞

Screenshot of mainichi.jp

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