オーレリー・デュポンさんがパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督に就任

昨日お伝えした「バンジャマン・ミルピエさん、パリ・オペラ座バレエ芸術監督を辞任?」についての続報です。
日本時間の昨夜11時にパリ・オペラ座で記者会見が行われ、バンジャマン・ミルピエさんの辞任とオーレリー・デュポンさんの芸術監督就任が発表されました。

Benjamin Millepied Out at Paris Opéra, Aurélie Dupont In

No one who knows Benjamin Millepied expected him to last long at Paris Opéra Ballet—not even Benjamin Millepied. But few would have predicted he’d be gone quite so quickly.

After Paris Match first reported rumors yesterday that Millepied was stepping down as artistic director, the company held a press conference today confirming the news, and announced Aurélie Dupont as his successor starting this July. According to The New York Times, Millepied will return to Los Angeles with his wife, Natalie Portman, to focus on his own choreography and expand L.A. Dance Project.

バンジャマン・ミルピエさんは振付家としての活動に専念するために、彼の妻ナタリー・ポートマンとともにロサンゼルスに帰るのだそうです。
また彼が始めた「3e Scène」プロジェクトはそのままパリ・オペラ座で継続されるが、今後はこれまでよりも音楽やオペラに重点を置くだろうということです。

またステファン・リスナー総裁は彼の辞任に関して「ミルピエを任命したことは後悔していない。あまりにも早い辞任ではあるが、他の人間が辞めるのが遅すぎるのだ。」と語っています。

そしてオーレリー・デュポンさんは振付家としての野心を持っているのではなくパリ・オペラ座のための行動であり、「これはパリ・オペラ座とのラブストーリーです。」と語っています。

いろいろな意味で衝撃的な展開でしたね。
これが落ち着くべき場所に落ち着いた結果なのか、そうではないのか、今後に注目したいと思います。

Benjamin Millepied Out at Paris Opéra, Aurélie Dupont In – Dance Magazine

Screenshot of dancemagazine.com

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