maicoに新国立劇場バレエ団の井澤駿さんのインタビュー記事「注目のバレエダンサー・井澤 駿さんに聞く~女性だからこそ持っている美しさ」が掲載されていますね。
「バレエを踊る=美を追求していく」と言ってもよいのではないのかと思います。技術的な面でみると、ボディのラインや踊りのテクニックをクラシックバレエという教科書に基づき極限までそれに近づけることです。作品や役柄によって踊りや表現方法が変わりますが、「美しく見せること」はどれにも共通していると思います。
自分の中で特に気をつけているのは上半身。肩を下ろして首から肩、腕にかけてのラインを途切れないようにし、さらに指先まで神経を行き渡らせることで腕全体を長く見せるよう心がけています。
男性ダンサーにとってバジルは憧れの役。テクニックがたくさん入っているし、難しいステップやジャンプもたくさん。男性のかっこ良さを前面に打ち出せる。女性ダンサーを自分の頭上より高く上げるリフトもたくさん出てくるので、最近筋トレを強化しました。筋肉をしっかり付けて本番に備えようと考えています。
バレエのこと、食事のこと、好みの女性像、新国立劇場バレエ団に入団してからのことなどを語られています。
「気持ち的に弱い部分が踊りに出てしまったのかもしれません。それは今もまだ完全には払拭しきれてなくて、たまに失敗してしまうことも……。」なんてこともおっしゃっていますが、もっともっと自信を持って、これからのバレエ界を背負っていくダンサーになっていただきたいな、と思います。
井澤駿さんが出演される新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』は2016年5月3日〜8日(井澤さん出演は、5月3日、5月5日)に上演されます。チケットは発売中ですが、まだ余裕があるようですので、みなさんも是非!
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