西野麻衣子さんインタビュー「ハイヒールにスーツ姿で働く母に憧れ」

NIKKEI STYLEにノルウェー国立バレエ団プリンシパルで、ドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』によりすっかりお馴染みとなった、西野麻衣子さんのインタビュー記事「ハイヒールにスーツ姿で働く母に憧れ 西野麻衣子さん」が掲載されていますね。

 ノルウェー国立バレエ団で、25歳にして同バレエ団初の東洋人プリンシパル(バレエ団のトップバレリーナ)に昇りつめた西野麻衣子さん。ダンサーとして頂点にいる32歳で妊娠、33歳で出産を経験し、出産後はやめてしまうバレリーナも多い中、そのわずか7カ月後に屈指の難役といわれる『白鳥の湖』で主役を演じ切り、トップへ復帰。不屈の精神を持つ彼女に大きな影響を与えたのは、ロンドンに単身留学する15歳まで一緒に大阪で暮らした両親が共に働く姿でした。舞台の上で華麗なお姫様を演じつつも、自ら「大阪のおばちゃん」というほどその素顔は朗らかでパワフルな西野さんに、インタビューしました。

―― ご両親が共働きだったそうですが、お二人の背中を見てきたことが、西野さんの考えの根底にあるのでしょうか。

もし母が働いていなかったら、私の考えも違っていたかもしれませんね。母はいわゆるキャリアウーマンでしたから、働きながら母親役も果たす姿を近くで見てきました。だから自分も母親になった今、頑張れるというのは、もちろんあります。

 憧れてきた母に「トップはもういいんじゃないの」と言われたのは、一番ショックでしたね。何でそんなこと言うの?と思い、だから、映画でも涙を流していたシーンがありました。ただ、私のことを心配して出た言葉というのはよく分かっていましたし、私はプロのバレリーナであるけれど、母親としては新米。母は、出産、育児がどれだけ大変かを経験から分かっていたからこそ、そういう言葉を発したんだと思います。

西野麻衣子さんが持っていらっしゃる明るさと強さが感じられるインタビューですね。
「この映画は特に男性に観てほしいです。」という言葉がありますが、本当に男性のみなさんであったり、いろんな立場の方々にご覧になって欲しいと思う映画です。
そして映画を観たことによって、何かがちょっとでも変わるきっかけになればいいなと思います。

ドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』は全国で公開中です。
未見の方がいらっしゃいましたら、是非!

ハイヒールにスーツ姿で働く母に憧れ 西野麻衣子さん |WOMAN SMART|NIKKEI STYLE

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『Maiko ふたたびの白鳥』 公式サイト

映画『Maiko ふたたびの白鳥』オフィシャルサイト

Screenshot of www.maiko-movie.com

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