熊川哲也さんインタビュー 「ほかにも震えるような感動をくれるダンサーたちがいるのに、集客につながらないのが歯がゆい」

朝品新聞デジタルに、熊川哲也さんのインタビュー記事「熊川哲也のKバレエ、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」」が掲載されていますね。

 熊川自身が踊る公演は完売必至。だが、「ほかにも震えるような感動をくれるダンサーたちがいるのに、集客につながらないのが歯がゆい」と語る。

「おれは、おれを倒すために頑張ってきた。自分が出ない公演にどう観客を引きつけるか。スターなんてそう簡単に作れない。カンパニーそのものが、作品で勝負するスターにならなければならない」

「20代、30代は演出にも『自分らしさ』を意識した。演劇的要素の強い英国ロイヤル・バレエで育ったこともあり、作品を理解してもらおうとドラマ的な説明も加えた。でもだんだん、説明は要らないんだなと」

 しかし、「舞踊と音楽が一体となって、限られた空間に魔法の世界が現出する、それが古典の力。自分が体験してきた震えるほどの感動。お客さんにも『私はこんなに感動できるんだ』と、新しい自分を発見してほしい」。

相変わらず力強い言葉で周囲を巻き込もうとするエネルギーを感じますね。
確かおっしゃる通り、「熊川哲也さんが踊るから観に行く」だけではバレエ団としては続いていかないと思います。
「熊川哲也さんの演出だから観に行く」や「Kバレエだから観に行く」観客が増えてこそ、今後も長く続いていくバレエ団になるのだと思います。
Kバレエカンパニーが今後観客も含めてどのように変化するのか注目していきたいと思います。

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熊川哲也のKバレエ、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」:朝日新聞デジタル

Screenshot of digital.asahi.com

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