東京バレエ団『ザ・カブキ』追加公演〈メモリアル・ガラ〉決定!

東京バレエ団の話題作『ザ・カブキ』の追加公演〈メモリアル・ガラ〉が決定したとNBS日本舞台芸術振興会が発表していますね。

 10月の東京バレエ団「ザ・カブキ」は、さる4月30日に死去したバレエ団創立者、佐々木忠次の追悼公演として上演いたしますが、このたび、その〈メモリアル・ガラ〉が追加公演として決定いたしました。
「日本のディアギレフ」と称されたプロデューサー、NBS/東京バレエ団代表であった佐々木忠次の最大の功績の一つが、20世紀を代表する振付家モーリス・ベジャールにこの「ザ・カブキ」を委嘱したことでした。これを記念した〈メモリアル・ガラ〉では、入場料金を、佐々木の死去を機に創設した「佐々木忠次記念基金」への寄付金とさせていただき、東京バレエ団をはじめ、広くわが国の舞台芸術の発展のために使わせていただきます。
 なお、チケットをお申込みの方に10月末に文藝春秋社から刊行される「孤独な祝祭 佐々木忠次――バレエとオペラで世界と闘った日本人」をプレゼントいたします(学生券を除く)。この本をご希望の方には、本公演日の会場にて受け付け、刊行後に郵送にてお届けいたします。
 また、この「ザ・カブキ」を多くの若い世代に観てもらいたいというのが、佐々木の願いでもありましたので、この折に破格の500円という料金で学生券【ササキ・シート】を設けました。
 当日はまず、「『ザ・カブキ』と佐々木忠次」と題したトークショーを実施し、その後、『ザ・カブキ』全幕を上演いたします。また初演時に”定九郎”役で出演した、現東京バレエ団団長の飯田宗孝が、特別に1日だけ同役を演じる予定となっております。この機会に日本の舞台芸術の大いなる財産である『ザ・カブキ』をお楽しみください。

「ザ・カブキ」メモリアル・ガラ 佐々木忠次(東京バレエ団創立者)追悼公演
振付:モーリス・ベジャール
音楽:黛 敏郎 

■公演日時
2016年 10月13日(木) 
6:30p.m.よりトークショー「『ザ・カブキ』と佐々木忠次」(出演者調整中)  
7:00p.m.より「ザ・カブキ」(全幕)上演

■会場:新国立劇場 中劇場

■出演:由良之助:柄本弾 顔世御前:上野水香
    直  義:森川茉央 塩冶判官:岸本秀雄  髙 師直:木村和夫
    伴  内:岡崎隼也 勘  平:宮川新大 おかる:川島麻実子
    定九郎:飯田宗孝(東京バレエ団団長=特別出演)ほか

前売開始は2016年9月17日(土)午前10時からです。
なお500円の学生券は限定100席で事前にNBS学生会員2016の登録が必要で、NBS WEBチケットのみの発売となります。お間違えのないよう、ご注意ください。

せっかくのチャンスです。
みなさんも是非!

観に行かれる方は事前に『4分でわかる「ザ・カブキ」』を観ておきましょう!

4分でわかる「ザ・カブキ」~ベジャールの”忠臣蔵”

東京バレエ団のチケット情報はこちら
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