クラシカ・ジャパン 2017年7月は「プラハから世界へ〜イリ・キリアンとブベニチェク兄弟」

クラシカ・ジャパン、2017年7月は、「プラハから世界へ〜イリ・キリアンとブベニチェク兄弟」ということで、ネザーランド・ダンス・シアターや彩の国さいたま芸術劇場の「彩の国キリアン・プロジェクト」などでお馴染みの振付家イリ・キリアンさんと、世界的に活躍するプラハ出身の双子のダンサー、イリ・ブベニチェクさんとオットー・ブベニチェクさんの特集だそうです。

バレエ・ブベニチェク2014
初回放送:7月17日(月・祝) 21:00~22:55

世界的に活躍するプラハ出身の双子のダンサー、イリ・ブベニチェクとオットー・ブベニチェク。イリはハンブルク・バレエでプリンシパルとして活躍後にドレスデン・バレエに移籍、現在では振付家としても注目を浴びる。オットーは元ハンブルク・バレエのプリンシパル。この番組は、2014年1月にプラハの由緒ある国民劇場で行われたブベニチェク兄弟作品のバレエ・ガラ。日本でも2013年1月に「ブベニチェク・ニューイヤーガラ カノン」として上演された、あの感動作。全ての作品がイリの振付で、 音楽や舞台装置、衣裳でオットーが関わっている。2人は「ル・スフレ・ドゥ・レスプリ~魂のため息~」「ドリアン・グレイの肖像」で共演。ダンサーはドレスデン・バレエのメンバーが中心だが、ベルリンからゲストとしてヤーナ・サレンコが参加。『ル・スフレ・ドゥ・レスプリ~魂のため息~』は、さよならを言うことができなかった兄弟の2人の祖母に捧げられたイリの代表作。オスカー・ワイルドの同名小説から想を得た『ドリアン・グレイの肖像』は、キース・ジャレットのピアノに乗せて、画家バジルとウォットン卿をイリが、ドリアンをオットーが演じ、途中から両者の見分けがつかなくなる展開に目が離せない。チェコから世界に発信される新時代・新感覚のバレエ。

ポートレート「イリ・キリアン」
初回放送:7月24日(月) 21:00~22:00

イリ・キリアンは1947年プラハ生まれ。1967年英国ロイヤル・バレエ学校に留学後、シュトゥットガルト・バレエにソリストとして入団。振付家ジョン・クランコの下で振付を始め、1975年オランダのネザーランド・ダンス・シアター(NDT)副芸術監督、1978年に芸術監督就任。1999年に退任するまで50作を越える新作を創り上げ、NDTの世界的名声を高めた。2000年に彩の国さいたま芸術劇場の「彩の国キリアン・プロジェクト」芸術監督に就任し、日本でもゆかりの深い人。この番組は、キリアン作品のNDTレパートリーとしての最後の公演(「Vanishing Twin」「Tar and Feathers」「Claude Pascal」)のリハーサルと共に、その個性的な舞台が生まれる瞬間を捉えながら、キリアン本人が自らの生き様とダンス哲学をチェコ語で語るユニークなドキュメンタリー。自らの振付のポイントを明かし、人間の想像力と表現への無限の可能性を信じる、その視線の先にあるものとは。チェコ国営放送が独特のアプローチでキリアンの世界に切り込む。

個人的にどちらも楽しみなプログラムです。
この他にも「マッツ・エック『ジュリア&ロメオ』を振付ける」や「マッツ・エックの『ジュリア&ロメオ』」、マシュー・ボーンさんの作品やジャン=クリストフ・マイヨーさんの作品、ジョン・ノイマイヤーさんによる「ハンブルク・バレエ『クリスマス・オラトリオ』」など、お勧めの作品がたくさん放送されます。

クラシカジャパンの視聴にはJ:COMなどのケーブルテレビ会社との契約かスカパー!プレミアムサービスの契約が必要です。

また、クラシカ・ジャパンがスマートフォン・タブレットでいつでも観られる「クラシカ・ジャパン・プラス」というサービスも始まっていますよ。



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