熊川哲也さん、毎日芸術賞特別賞を受賞

みなさんすでにご存じだと思いますが、2018年1月1日に毎日芸術賞の受章者が発表され、バレエ界からは熊川哲也さんが特別賞を受章したとのことです。

第59回(2017年度)毎日芸術賞(特別協賛・信越化学工業株式会社)の受賞者が決まりました。25日にホテル椿山荘東京(東京都文京区)で贈呈式を行います。(敬称略・50音順)

有馬朗人(俳人)句集「黙示」(角川文化振興財団)並びに現代俳句の発展と国際化に果たした功績▽遠藤利克(美術家・彫刻家)個展「遠藤利克展-聖性の考古学」(埼玉県立近代美術館)▽高村薫(作家)小説「土の記」上・下巻(新潮社)▽仲川恭司(書家)個展「仲川恭司書作展」(東京銀座画廊・美術館)▽山路和弘(俳優)「江戸怪奇譚~ムカサリ」(青年座劇場など)「喝采」(本多劇場)

特別賞 熊川哲也(バレエダンサー・芸術監督)バレエ「クレオパトラ」全2幕(オーチャードホールなど)の制作・演出に至る長年の功績
千田是也賞 野村萬斎(狂言師)「子午線の祀(まつ)り」(世田谷パブリックシアター)の演出

Kバレエ カンパニーからは熊川哲也さんの受賞コメントが発表されています。

【熊川哲也芸術監督 受賞コメント】
この度は栄誉ある賞を賜り、この上ない光栄に存じ心より感謝申し上げます。Kバレエカンパニーが創立して18年、バレエ芸術への敬愛の念と内なる感性のままに作品を創って参りました。『クレオパトラ』は共に作品を創り上げた信愛なるアーティスト達、また支えていただいた優秀なスタッフに恵まれて、「完璧とは何か」を私自身に課したひとつの集大成と言える作品です。この作品が更に成長し継承され、長い時を経ても多くの皆様に愛される作品となりましたら望外の幸せに存じます。

熊川哲也

受賞されたことも素晴らしいですし、『クレオパトラ』という作品も本当に素晴らしいものだったと思います。
できれば『クレオパトラ』の再演や地方公演、あるいは映像ソフト化を期待したいなと思います。

また、熊川哲也さんと言えば、2018年2月11・12日に開催される、世界の代表的なバレエ学校の生徒を集めたガラ公演「オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴~」が非常に楽しみです。

Bunkamuraオーチャードホール 「オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴~」スポット映像(30秒)

熊川哲也さんの意欲的で野心的な企画・公演がこれからもどんどん続くと良いなと思います。



毎日芸術賞受賞者:毎日新聞

毎日芸術賞:受賞者が決まる – 毎日新聞

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