英国ロイヤル・バレエ団『バーンスタイン・セレブレーション』、DVD&Blu-rayが2018年11月30日発売

2018年に生誕100年を迎えたレナード・バーンスタインさんを記念して企画され、「バーンスタイン・センテナリー」というタイトルで英国ロイヤル・バレエ団によって上演された3作品を収めたDVD&Blu-ray、『バーンスタイン・セレブレーション』が2018年11月30日に発売されるそうです。

2018年に生誕100年を迎えたバーンスタインを記念して企画され、「バーンスタイン・センテナリー」というタイトルで上演されたトリプルビル(3つの演目を一晩に上演する公演)をパッケージ化。シリアス・ミュージックの作曲家としてのバーンスタインによる代表作を、ウェイン・マグレガー、リアム・スカーレット、クリストファー・ウィールドンという3人の人気振付家がそれぞれに解釈し、仕上げたプログラムです。「幽玄(YUGEN)」という日本語のタイトルが付けられた演目には、管弦楽と少年合唱を含む合唱団のために作曲された「チチェスター詩篇」が使用され、次々と登場するダンサーたちが音楽を抽象的に表現したダンスを繰り広げます。ピアノ独奏を伴う協奏曲風の交響曲第2番「不安の時代」では、バーや街中を舞台としてストーリー性のある世界が表現されています。プラトンの「饗宴」をモチーフにしたヴァイオリンと管弦楽のための協奏作品「セレナード」による「コリュバンテスの遊戯」では、古代ギリシャを舞台に激しく踊る男女を描いており、肉体的な動きを前面に出したプログラムです。プリンシパル高田茜をはじめ、桂千里、平野亮一といった日本人ダンサーの演技が観られることも魅力。

【曲目】
バーンスタイン・セレブレーション
「幽玄」 「不安の時代」 「コリュバンテスの遊戯」

レナード・バーンスタイン(1918-90):
「幽玄」(YUGEN)~「チチェスター詩篇」より
出演:フェデリコ・ボネッリ/ウィリアム・ブレイスウェル/ハリー・チャーチーズ/メリッサ・ハミルトン/
フランチェスカ・ヘイワード/桂千里/ポール・ケイ/サラ・ラム/カルヴァン・リチャードソン/
ジョセフ・シセンズ/高田茜
振付:ウェイン・マグレガー
舞台:エドモンド・デ・ヴァール
衣装:シリン・ギルド
照明:ルーシー・カーター
ソロ・ボーイソプラノ:ウイリアム・デイヴィス
指揮:コーエン・ケッセルス

「不安の時代」(The Age of Anxiety)~交響曲第2番「不安の時代」より
ロゼッタ:サラ・ラム
エンブル:アレクサンダー・キャンベル
クアント:ベネット・ガートサイド
マリン:トリスタン・ダイアー
振付:リアム・スカーレット
美術:ジョン・マクファーレン
照明:ジェニファー・ティプトン
舞台:リカルド・セルヴェラ
ソロ・ピアノ:ロバート・クラーク
指揮:バリー・ワーズワース

「コリュバンテスの遊戯」(Corybantic Games)~「セレナード(プラトンの「饗宴」による)」より
出演:マシュー・ボール/ウィリアム・ブレイスウェル/ローレン・カスバートソン/
ティエニー・ヒープ/平野亮一/マヤラ・マグリ/マルチェリーノ・サンベ/
ヤスミン・ナグディ/ベアトリス・スティックス=ブルネル
振付:クリストファー・ウィールドン
舞台:ジャン=マルク・ピュイサン
衣装:アーデム・モラリオグル
照明:ピーター・モムフォード
ソロ・ヴァイオリン:セルゲイ・レヴィーチン
指揮:コーエン・ケッセルス

コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

特典映像:各振付師よりイントロダクション

【収録】
2018年3月27日
英国ロイヤル・オペラ・ハウス

予告編映像はこちらです。

Bernstein Celebration (The Royal Ballet)

豪華な振付家たちと豪華な出演者たちによって作られた3作品ですね。
個人的に是非とも手元に置いておきたいと思う内容ではないかと思っています。
みなさんも是非。

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