英国ロイヤル・バレエ団『フレデリック・アシュトン・コレクション Vol.1』、DVD&Blu-rayが2019年1月25日発売

英国ロイヤル・バレエ団草創期の振付家、フレデリック・アシュトンの秀作を集めたボックスセットがDVD&Blu-rayで、2019年1月25日に発売されるそうです。

英国ロイヤル・バレエ草創期の振付家フレデリック・アシュトンの秀作を集めたお買い得BOX。それぞれ2013年(DISC3)、2016年(DISC1)、2017年(DISC2)と発売され、大ヒットしたものです。

ラフマニノフ作曲の『ラプソディ(パガニーニの主題による)』は、バリシニコフの主演で1980年8月エリザベス皇太后の80歳の誕生日を祝うコンサートで初演されたプロットのない超絶技巧の名作。オシポワとマックレイの人気コンビが、見事な踊りを披露します。一方のアンドレ・メサジェ作曲『二羽の鳩』は19世紀後半にパリ・オペラ座で初演、人気を博した作品にアシュトンが1961年に新たな振付を施して以来、ロイヤル・バレエの定番人気作となりました。名手カスバートソン、ムンタギロフ、モレーラに加えこの年(2016年)同バレエ団のプリンシパルに昇格した平野亮一も登場、軽快なタッチのラブ・ロマンスを演じます。

「真夏の夜の夢」は、シェイクスピアの戯曲にメンデルスゾーンが作曲した劇音楽に、アシュトンが新たに振付けた魅力溢れる魔法の世界。2008年、ローザンヌ国際バレエ・コンクール入賞により、英国ロイヤル・バレエに研修生として入団、2016年にプリンシパルに昇格した高田茜がティターニアを演じた話題の上演。「シンフォニック・ヴァリエーションズ」はアシュトン初期の抽象的で純粋な美に満ちた振付が印象的な佳作。ヌニェス、ムンタギロフの名コンビが織りなす幻想的な舞いをご堪能ください。
「マルグリットとアルマン」は、アシュトンにより、ヌレエフとフォンテーンのために振付された作品。本映像は元ロイヤル・バレエのプリンシパル・ダンサー、ゼナイダ・ヤノウスキーの引退公演の模様。ゲストのロベルト・ボッレとの親密なパ・ド・ドゥは美しさの極みです。

抽象から悲恋ものまで5作品が次々と登場するDISC3は、アシュトンの没後25年を記念して制作されたもの。中でもロホの引退公演であった「マルグリットとアルマン」は必見です。

DISC1に収録の『ラプソディ』と『二羽の鳩』の予告編映像はこちらです。

Rhapsody / The Two Pigeons trailer (The Royal Ballet)

DISC2に収録の『真夏の夜の夢』、『シンフォニック・ヴァリエーションズ』、『マルグリットとアルマン』の予告編映像はこちらです。

Ashton: The Dream/Symphonic Variations/Marguerite and Armad (The Royal Ballet)

DISC3に収録の『ラ・ヴァルス』、『タイスの瞑想曲』、『春の声』、『モノトーン I & II』、『マルグリットとアルマン』の予告編映像はこちらです。

ASHTON CELEBRATION: THE ROYAL BALLET DANCES FREDERICK ASHTON (Royal Opera House)

過去に発売された作品を集めたボックスセットですので、すでに持っていらっしゃる方は当然持っていらっしゃるとは思いますが、もしどれも持ってらっしゃらなかったり、この中の1枚だけしか持ってないという方には、非常にお買い得だと思うのでお勧めします。

しかし、最近の英国ロイヤル・バレエ団はDVDやBlu-rayを単品で発売した数年後くらいに今回のようにボックスセットにして再発売、という売り方が多い気がしますね。
悪いことではないんですけど、今後はすぐに飛びつくことに躊躇してしまいそうです。