斎藤慶子『「バレエ大国」日本の夜明け チャイコフスキー記念東京バレエ学校』、2019年12月13日発売

1960年に開校した、チャイコフスキー記念東京バレエ学校について掘り下げたノンフィクション、『「バレエ大国」日本の夜明け チャイコフスキー記念東京バレエ学校』が、2019年12月13日に発売されるそうです。

内容紹介
1960年5月、旧ソ連から来日した二人の教師は、
日本人の踊り手達に、愛情と熱意と、持てる技術のすべてを注いだ。
冷戦構造の状況下、米ソ中の対立に翻弄され、わずか4年しか続かなかった学校。
しかしそれが、日本のバレエ教育を「お稽古ごと」から
「プロフェッショナルの養成」へと羽ばたかせる、歴史的な転換点となる。

歴史に埋もれ、忘れ去られていた奇跡のバレエ学校の存在を、膨大な資料をもとに
丹念な調査とインタビューによって掘り起こした力作ノンフィクション。

目次

第一章 ソ連バレエを受け継ぐ東京バレエ学校
第二章 日本人はいかにバレエを受け入れたか
第三章 学校設立の経緯と冷戦期のソ連文化外交
第四章 理事長・林広吉の活動
第五章 教育
第六章 バレエ『まりも』
第七章 スミルノフ版『白鳥の湖』とソヴィエトの『白鳥の湖』
第八章 学校閉鎖とその後
終章

「日本にはバレエがない!」ロシア人教師は天を仰いだ… 歴史に埋もれ、忘れ去られていた奇跡のバレエ学校の存在を、膨大な資料と丹念な調査によって掘り起こした力作ノンフィクション

1962年ごろのチャイコフスキー記念東京バレエ学校の映像は、2014年に上演された東京バレエ団創立50周年記念公演の冒頭で上映されたので、ご覧になった方もたくさんいらっしゃるかと思います。

東京バレエ団50年のあゆみ

あの当時の世界情勢や日本国内の状況からプロフェッショナルの養成を目指したチャイコフスキー記念東京バレエ学校についてのノンフィクションです。
すごく読み応えがありそうで、私個人的には発売を楽しみにしている書籍です。

みなさんも是非。

ちなみに東京バレエ団といえばもうすぐ新制作の『くるみ割り人形』が、そしてその次は東京バレエ団×モーリス・ベジャール・バレエ団合同公演『第九交響曲』が上演されますね。
そちらも是非。

【開幕せまる!】東京バレエ団 新制作「くるみ割り人形」プロモーション映像vol.7 ~リハーサル・ハイライト~

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