産経WESTに、先日ウィーン国立歌劇場バレエ団のファーストソリストに任命されたことで大きな話題となった橋本清香さんのインタビュー記事「日本人初の第1ソリスト橋本さん 震災も不遇もプラスに」が掲載されていますね。
神戸市東灘区出身。バレエの道に本格的に入るきっかけは小学3年生のときに起きた阪神大震災だった。平成7年1月17日、自宅は全壊。たんすの下敷きになったが、「扉が開き、その中に母と潜る形で奇跡的に助かった」。習い事を複数していたが、兵庫県宝塚市にあるバレエ教室だけは無事で、同県西宮市の祖父母宅に身を寄せながらバレエに専念。コンクールで実績を残せるようになった。
高校1年で仏留学を果たし、16年に独ドレスデン国立歌劇場バレエ団に入団。欧州でキャリアを積むはずが、入団3年目に芸術監督が交代すると出番に恵まれなくなる。新天地を求め、20年、木本さんとウィーン国立バレエ団に移籍。実力を認められ、トップにまで上り詰めた。だが、「肩書に負けぬよう、もっと成長し続けたい」と貪欲(どんよく)だ。
マニュエル・ルグリさん振付作品『海賊』でメドーラ役を踊り、公演後にファーストソリスト(プリンシパル)に任命された橋本清香さんですが、震災や不遇の時期を乗り越えていらっしゃったのですね。
本当に素晴らしいと思います。
その橋本清香さんと旦那さんでいらっしゃる木本全優さんが出演された「NHKバレエの饗宴2016」が、NHK Eテレで2016年5月22日(日)午後9時~11時30分に放送されます。
またマニュエル・ルグリさん振付作品『海賊』は、NHK BSプレミアムで2016年5月23日(月)【5月22日(日)深夜】午前0時から放送されます。
『海賊』の予告編映像はこちらです。
今後も橋本清香さんから目が離せませんね。