2016年問題に対する東京都の「緊急の取組」

東京都公式ホームページに、2016年問題に対して「ホール・劇場等問題に関する東京都の緊急の取組について」という発表を行っていますね。

 都内をはじめ首都圏では、昨今、ホール・劇場等の閉鎖や改修が相次いでいます。特に2016年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた大型施設の改修も重なり、実演家団体等は「2016年問題」と位置付けて問題意識を強めています。都内のホール・劇場等が失われることは、日本の芸術文化の魅力を発信する拠点が失われることでもあり、とりわけ2020年までの対応策の検討が急務と考えています。
こうした状況を踏まえ、都は、「2016年問題」への緊急の取組として、以下の5つの項目について取りまとめましたので、お知らせいたします。

いまのところ具体的な解決策が提示されたわけではありませんし、前々からわかっていたことなのに現状のように問題が大きく表面化してやっと重い腰を上げたんだという印象はありますが、ともかくも少しだけ前に進んだように思います。
「東京芸術文化評議会 ホール・劇場等問題調査部会による解決策を検討」という項目に「平成28年度末までに、「ホール・劇場等施設のあり方」として取りまとめる予定です。」との文言がありますので、その内容に期待したいと思います。

これまでに掲載した2016年問題に関する記事はこちら

ホール・劇場等問題に関する東京都の緊急の取組|東京都

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