「プリエ」などのバレエ用語が商標登録された場合、日頃のレッスンで使えなくなるの?

ちょっと気になる話題がSNSで流れてきました。
以下に引用します。
できればリンク先の文章も是非読んでみてください。

【お願いします!助けてください!】特許庁の判断により、2014年12月から日本のバレエ教室ではプリエができなくなっています。「冗談でしょ?」と思っていらっしゃる方、残念ながらこれは冗談ではないんです。「プリエ」という言葉は、あるフィット…

BASさんの投稿 2016年3月11日

一応簡単にまとめると、日頃バレエのレッスンで必ず使う「プリエ」という言葉が、とある企業によって商標登録されてしまい、日頃のレッスンなどで使用できなくなるのではないかという問題が起きているようです。

非常に気になったのでいろいろ調べたところ、弁護士.comでも「商標登録されたバレエ用語は使えなくなるのでしょうか?」という記事でこの話題が取り上げられていました。
以下に弁護士さんからの回答を引用します。

> こんにちは。SNSで流れてきた情報で、以下のような問題があります。
> 歴史的・一般的に普及しているバレエの専門用語が登録商標となっており、
> 他の業者はその言葉が使えなくなるばかりでなく、損害賠償請求もされかねないということです。

→ 全くの虚偽情報ですね。
商標は、モノ又はサービスの出所を表示するものですから、当該専門用語をモノ又はサービスの出所として使用する場合に商標権侵害は成立しますが、当該専門用語を指導の過程において使用しても商標権侵害にはなりません。
書籍及び批評等において使用することも全く問題ありません。
なお、商標登録が認められたとしても、その後に無効と判断されることは珍しくありません。

これを読んで安心しました。
バレエ用語などが商標登録されたとしても日頃のレッスンで使うことは問題ないようです。

しかしながら、今回のようにバレエの世界では一般的に使われるような言葉を商標登録してしまう企業の姿勢はいかがなものでしょうか?
目先の利益にとらわれるのではなく、日本のバレエ界そのものを盛りあげる方向で頭を使う方が、長い目で見たときに結果的に大きな利益を享受できるのではないかと思います。

今回のようなケースが今後起きないことを祈ります。