毎日新聞の「Shall・we・バレエ?」に「出発の地ローザンヌ 新人とベテランと」という、東京バレエ団を定年後にベジャール・バレエ・ローザンヌで再出発をする吉岡美佳さんの記事が掲載されていますね。
スイス・ローザンヌ国際バレエコンクールでは今年も、日本勢が活躍した。独ハンブルク・バレエの団員として3月の来日公演に参加する菅井円加(まどか)と石崎双葉は、かつての1位と決選進出者。ともにコンクールを踏み台に、名門への入団を勝ち取った。全出場者に成長の機会を与えるローザンヌは、まさに「世界への扉」と言えよう。
この地で今春、日本の誇るプリマ吉岡美佳が再出発を果たす。1989年から在籍した東京バレエ団での定年を機に、ベジャール・バレエ・ローザンヌから声が掛かった。前例のないベテランの転身だが、「新天地に飛び出してみようと思って」と本人。同バレエ団は「20世紀最大の振付家」モーリス・ベジャールの本拠であり、吉岡はその作品を数多く踊ってきた。
つい先日東京バレエ団の退団セレモニーが行われたばかりの吉岡美佳さんですが、「前例のないベテランの転身」でローザンヌでの「第2幕」が始まります。
本当に素晴らしいことだと思います。
それと、この記事の中で「世界バレエフェスティバル」の素敵なエピソードも紹介されています。
みなさんも是非お読みになってください。