フィガロジャポンに写真家ジェームス・ボールトさんが撮影したパリ・オペラ座バレエ団のエトワールたちの写真集『Etoiles』がフランスで発売されることについての記事「ジェームス・ボールトが撮影したオペラ座のエトワールたち。3月24日に写真集『Etoiles』が発売される。」が掲載されていますね。
18名のエトワールたちに好みの衣装を選ばせ、ジェームスは昨年7月、3日がかりで全員を撮影した(http://www.jamesbort.com/2015/10/etoiles-opera-paris-making-of/)。マリー・アニエス・ジロは『オルフェとユリディーチェ』、ドロテ・ジルベールは『マノン』、マチュー・ガニオは『ロメオとジュリエット』、ジョジュア・オファルトは『オネーギン』、エレオノーラ・アバニャートは『優しい嘘』……衣装を着ているものの、ダンサーたちのヘアメークは舞台用ではないし、素足だったり。それは、ステージにあがる前にダンサーたちが鏡の中で自分と向き合う瞬間、というのがジェームスの意図するところだったからだ。こうして撮影された写真が、このたび、80ページからなる1冊にまとめられた。題して『Etoiles』(Cherche Midi刊/ 28ユーロ)。3月24日からパリ市内の書店にて販売が始まる。そして、オペラ・バスチーユでは3月19日から始まる『ロメオとジュリエット』の公演中、ジェームスが撮影したエトワールたちの写真を展示するそうだ。
またVimeoには「PORTRAITS D’ETOILES, BEHIND THE SCENES」として写真集のメイキング映像が公開されています。
美しいですね。
メイキング映像だけでも見とれてしまいます。
日本での発売は未定のようですが、手元に置いてじっくり眺めたい写真集です。