YAGP (ユース・アメリカ・グランプリ)2016ファイナル、アンサンブル部門で2位、竹田惟純さんのインタビュー

先日行われたYAGP (ユース・アメリカ・グランプリ)2016 ファイナルで、アンサンブル部門の2位となったLuCiA Ballet Dance Studio(ルツィアバレエダンススタジオ)竹田惟純さんのインタビューが岡山中学校・高等学校のウェブサイトに掲載されていますね。

-毎週練習に通っているそうですが、普段の練習をきつく感じることはありますか。
(竹田さん)練習は楽しいですよ。

-世界2位となった、今の気持ちを聞かせてください。
(竹田さん)信じられない気持ちでいっぱいです。今回、世界2位を獲得できるまでにはドラマがあったんです。
「日本予選で3位でも、ニューヨークで1,2,3位をとれないわけじゃない」と先生に言われて、決められた練習のあとも残って練習をやっていました。
ところが、いざアメリカに向かうと、飛行機の時間も長く、ニューヨークに到着してはじめはバレエできるところもなかったんです。体がなまって、うまく動かない。そんな状況に、先生も厳しくなって反省会をすることになりました。
反省会では、本番への不安を一人ひとり言おうということになって、本番で自分はどうしたいのか、最後の一瞬どういう気持ちで踊りたいかについて、真剣な気持ちで語り合いました。その結果、「今まで何度も練習してきたのだから、振りは間違えるはずがない」「とにかく楽しんでやろう」ということになり、その気持ちを共有して、そこからまた練習したら、すごくいい出来になりました。
そして本番も今までにないくらいいい出来。すごい歓声に包まれ、踊り終わった後先生も近くに来てくれて感動を分かちあいました。チェコの人にうちの国で踊ってくれないか、とスカウトもされました。本当にいい経験ができたと思っています。

なんだか初々しい印象がありますね。
「チェコの人にうちの国で踊ってくれないか、とスカウトもされました。」という言葉には嬉しさと期待感を感じる反面、日本国内でバレエダンサーとして充分な活躍ができる場が少ない日本の現状も思い出されて若干複雑な気持ちになりました。

とはいえ竹田惟純さんの今後のご活躍に期待したいと思います。

YAGP 2016ファイナルの結果はこちら。

ネットでのライブ中継をご覧になっていた方はすでにご存じだと思いますが、YAGP (ユース・アメリカ・グランプリ)2016 の表彰式が行われ、...

高校2年竹田惟純さん、クラシックバレエで世界2位に!|お知らせ|岡山中学校・高等学校

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