デンマーク女王が衣装デザインの『くるみ割り人形』

コメントより「マルグレーテ2世が衣装、舞台装飾を手掛けられ、2012年に初演され、今年再演の「くるみ割り人形」はチボリ公園、パントマイム劇場のもので、デンマーク王立劇場バレエ団のものではありません。」との指摘をいただきました。

誤った情報を記事にしたことをお詫び申し上げます。

ロイターに、デンマーク女王・マルグレーテ2世がセットや衣装デザインを手がけた『くるみ割り人形』についての記事「デンマーク女王、バレエ「くるみ割り人形」の衣装デザイン」が掲載されていますね。

[コペンハーゲン 25日 ロイター] – デンマーク女王・マルグレーテ2世(76)がセットや衣装のデザインを手がけたバレエ「くるみ割り人形」が、12月1日から上演される。絵画の腕でも知られる女王はこれまでに、同国の代表的童話作家アンデルセンの作品などの演劇やTV番組の美術を担当したことがある。

女王は24日にリハーサルを鑑賞、出演者に声をかけるなどした。

どんなセットや衣装なのか気になったので調べてみたところ、おそらくこちらの映像の『くるみ割り人形』だと思われます。
こちらはデンマーク王立劇場バレエ団のバランシーン版の『くるみ割り人形』です。

Nøddeknækkeren

なんだかポップでスタイリッシュで素敵な『くるみ割り人形』ですね。
全編観たくなります。

これはデンマーク王立バレエ団が昨年『くるみ割り人形』を上演した際の予告編映像ですが、デンマーク女王が衣装をデザインされたのはおそらく2014年より前だと思われます。
こちらは2014年に公開された映像で、デンマーク女王・マルグレーテ2世が『くるみ割り人形』の衣装についてのインタビューに答えていらっしゃいます。

Dronning Margrethe om Nøddeknækkeren

デンマーク王立バレエ団は個人的に気になる作品を上演しているカンパニーです。
特にこの『白鳥の湖』をいつか観てみたいと思っています。

Svanesøen på Det Kongelige Teater

そのうち日本公演をしてもらえると嬉しいのですが……。

デンマーク女王、バレエ「くるみ割り人形」の衣装デザイン | ロイター

Screenshot of jp.reuters.com

スポンサーリンク

コメント

  1. Mwins より:

    マルグレーテ2世が衣装、舞台装飾を手掛けられ、2012年に初演され、今年再演の「くるみ割り人形」はチボリ公園、パントマイム劇場のもので、デンマーク王立劇場バレエ団のものではありません。この記事に載っている「くるみ割り人形」の動画は、王立劇場のトレーラーでバランシーン版です。よって女王様とは無関係です。訂正するか、削除をお願いします。

    • BalletNewsDigest より:

      > Mwins さん
      ご指摘ありがとうございます。
      記事は訂正しました。

      誤った情報を記事にしたことをお詫び申し上げます。
      今後はこのようなことがないようにしたいと思います。