第28回ヴァルナ国際バレエコンクール 2018 決勝の結果、日本人4人が入賞

みなさんすでにご存じかと思いますが、ブルガリアのヴァルナで開催されている第28回ヴァルナ国際バレエコンクール、決勝の結果が発表されましたね。
日本人は、ジュニア男性部門で五島温大さん2位、大森一樹さんが3位、ジュニア女性部門で井関エレナさんが3位、シニア女性部門で高森美結さんが3位という結果となりました。

シニア女性部門

1位 Yuan Zhe Zi Xuan
2位 Katherine Elizabeth Barkman
3位 高森美結
Sofia Evgenieva Tsutsakova

シニア男性部門

1位 Sinuo Chang
2位
3位 Francesco Mura

ジュニア女性部門

1位 Siyi Li
2位 Bianca Elise Scdamore
3位 井関エレナ

ジュニア男性部門

特別賞 Antonio Gameiro Casalinho
2位 五島温大
3位 大森一樹

高森さんは神戸市出身でハンガリー国立バレエ団に所属。井関さんは横浜市出身でベルリン国立バレエ学校に、大森さんは岡山市出身でリスボン国立コンセルバトワールに、五島さんは熊本県菊陽町出身でベルリン国立バレエ学校にそれぞれ所属している。

《審査員を務めた今村博明さんの話》バルナ国際は歴史が古く、ローザンヌのような若手の登竜門とは違ってプロが対象のコンクール。多数のレパートリーが求められる上、野外で開かれるため天候にも左右され、体力と強い精神力が必要だ。

 前回はシニア、ジュニア合わせて6人が入賞し、今回も4人が入賞したのは、プロに近いレベルの層が厚くなってきたからではないか。多くが10代初めで海外へ出て、経験を積んでいる影響もあるだろう。

「もう本当にやばいです!」。世界3大コンクールのバルナ国際バレエコンクールで29日、ジュニア男性部門2位を勝ち取った五島温大(はると)さん(18)=熊本県菊陽町出身。厳しい勝負を勝ち抜いた各国のダンサーが居並ぶ授賞式の舞台で、会心の笑みを満面に咲かせた。

「いつも幼く見られるし、あんなに笑ったらもっと幼く見えたかも」と楽屋に戻っても興奮さめやらぬ様子だった。

楽屋の通路に並んだ4人。全員間もなく帰国予定で、解放感でいっぱいだ。「コンビニに行きたい」「すしと牛丼を食べたい」「ファミレスがいい」「お母さんの手料理なら何でも」。声をそろえて故郷への思いを膨らませていた。

日本人が海外のコンクールで入賞することは珍しいニュースではなくなってしまいました。
本当にすごいことだと思います。
みなさんおめでとうございます。

もっと詳しい情報や、写真、映像などはヴァルナ国際バレエコンクール公式Facebookページをご覧ください。

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