針山愛美さんによる著書「世界を踊るトゥシューズ―私とバレエ」、2018年6月27日発売

ベルリン国立バレエなどでの活躍だけでなく、国内外でバレエ講師やコンクール審査員、ダンス公演の企画・プロデュースなど幅広い活動で知られる針山愛美さんによる著書「世界を踊るトゥシューズ―私とバレエ」が、2018年6月27日に発売されるそうです。

内容紹介
クラリネット奏者の父、ピアニストの母という音楽一家に生まれた針山愛美(えみ)。子どもの頃からバレエを習い始めたが、そのセンスからメキメキ頭角を現した。 13歳でロシアの名門、ワガノワ・バレエ学校に短期留学、ロシアの伝統と絢爛豪華な劇場に衝撃を受けた。16歳でボリショイ・バレエ学校に単身で留学、旧ソ連の崩壊を目の当たりにしながら、練習に励んだ。転機となったのは19歳のとき、ヨーロッパに飛び出したこと。フランス・パリの国際コンクールで銀賞を射止めた。 愛美の才能を開花させたのは世界的なダンサーであるウラジミール・マラーホフとの出会い。愛美はマラーホフからロシア・バレエの神髄を学んだ。 その後ドイツのベルリンをベースに、ヨーロッパやアメリカのメジャーなバレエ団で、美しい姿を披露すると同時に、コンクールの審査員として、またバレエの教師として、後進の指導にあたっている。 旧ソ連崩壊という激動の時代をたった一人でくぐり抜け、名作『白鳥の湖』などを踊り続ける針山の半生を、美しい写真で振り返るとともに、日本のバレエに対する夢を語る。

出版社からのコメント
妹のようなエミ(愛美)が私を救ってくれた! ………ウラジミール・マラーホフ ベルリンの壁崩壊、ソ連解体、9.11、3.11 ドイツ、フランス、アメリカ、ロシア そして日本。「白鳥」だけで400公演 激動の世界で踊り続ける針山愛美

著者について
針山愛美(はりやま・えみ) 1977年、兵庫県生まれ。ボリショイバレエ学校を首席で卒業、ロシア、アメリカ、ベルリン国立バレエ団などで活躍。世界各地でゲストとして招かれ『白鳥の湖』などに主演。モスクワ国際コンクール特別賞、ニューヨーク国際コンクール銅メダル(日本人初)、パリ国際コンクール銀メダリスト(金なし)など。吹田市国際交流大使。ダンスと音楽のプロデュース公演を行い、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演。チェリストの巨匠ダヴィド・ゲリンガスとデュオでプロデュース共演、リトアニア首相出席の公演で踊る。ウラジーミル・マラーホフと世界各地で演出振付に携わっている。世界、日本各地でバレエコンクールの審査員、国際ワークショップを主催、世界各地に講師として招聘。『情熱大陸』などで放送される。また、若いバレエダンサーを育成し海外との架け橋になる活動を行う。

これは個人的にすごく読みたい一冊です。
揺れ動いた場所と時代を乗り越え、世界でご活躍の針山愛美さんの目に何が映っているのか、すごく気になります。

スポンサーリンク